ソニーCMT-J100 修理 沖縄県内より ピックアップ交換修理、ベルト交換修理、メンテナンス

町田電化サービス

2024年04月08日 08:31

今回のご依頼は、ソニーCMT-J100 沖縄県内からです。
依頼内容は、CDの音飛びやカセットの動作の復旧とのことです。

早速、電源を投入し各操作の点検を進めてみます、

CDを投入し、音出し確認で音飛びが生じます。

又、カセットテープは動作できません。

先ず、キャビネットを分解し、



内部のクリーニングを進めます。

これから、CDのメカベースの作業に移ります。

外部電源を活用し、

トレイの開閉の駆動モーターへ直接電圧を掛けて、

トレイを開いて、

トラバースデッキを抜き出す位置へ駆動させます。

そして、デッキを抜き取り、

デッキベースを取り外します。

ピックアップとシャフトを分解し、

シャフトや

駆動ギヤをクリーニングし

右側の交換用の代用品を準備し取り替えます。

シャフトへ、精密用のグリスを塗りつけて、

デッキベースへ組み込み、

トレイの検知スイッチ等を点検し、

メカベースへ組み戻します。

続いて、駆動ベルトを抜き取り、

プーリー類をクリーニングし

右側の交換用のベルトを準備し取り替えます。



次に、MDの挿入とイジェクトの駆動ベルトも交換しておきます。

既存のベルトを抜き取り、右側の交換用を準備し組み込みます。

そして、制御基板類を点検し

MDのメカベースをフロントパネルへ組み込みます。

次に、カセットデッキの作業に移ります。

先ず、メカベースを取り外し

メカの細部を点検し、

制御基板を抜き取り、

モーター周辺の点検で、リールプーリーの劣化による外れが見つかりました。

フライホイールとキャプスタンベルトを抜き取り、

ホイールと

シャフトをクリーニングし

交換用の2種類のベルトを準備し、

シャフトへ精密用のオイルを注油し、

メカベースへ組みつけます。

ベルトの組付けを点検し、制御基板を組み戻します。

続いて、ヘット周辺と

走行系をクリーニングし

本体を組み立てていきます。

そして、テストテープを準備し、

テープスピードを基準値へ合わせます。

次に、トルクメーターを準備し、

再生、

早送り

巻き戻しのトルクを点検し、

CDを挿入し

操作と音出し確認し、

MDを挿入し、

操作を点検し、

カセットテープを挿入し、各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!


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