2024年05月01日

SL-1200MK3 修理 沖縄県内より フォノケーブル交換修理、メンテナンス

今回のご依頼は、SL-1200MK3 沖縄県内からです。

故障内容は、Lchの音声出力の不具合とメンテナンスとのことです。

電源の投入を確認し制御系を点検し、

音出しの点検で音声出力のLchが出ません。

ターンテーブルと

制御基板のカバーを取り外し、

内部のクリーニングから進めます。

画像では、判りにくいですがスッキリしました。


本体の裏面から、インシュレーターを取り外し、

底蓋を開き

フォノ基盤のカバーを取り外し、

フォノ基板の細部を点検し、

テスターでフォノケーブルと基板間の導通を点検し、

Lch側の断線が見つかりました。

既存のケーブルを取り外し、

右側の交換用のケーブルセットを準備し、取り替えます。

ケーブルを取り付けて、赤印のL字のスプリングの取り付け位置を確認します。

取り付け位置を誤るとanti-skatingが利きません!

フォノカバーを閉じて、次にピッチVRの点検です。

ピッチVRへ接点クリーナーを吹きかけて、

VR基板を本体へ組み戻し、スタイラスイルミネーターは変更なしです。

各スイッチの操作を点検し、

制御基板の作業に移ります。

基板を開いて、半田付けの怪しい部分を付け直し

シャフトを取り出して、

分解クリーニングし

精密用のオイルを注油します。

続いて、特殊治具を準備し、

ターンテーブルを浮かせた状態で駆動させて、ブレーキ等の調整を進めていきます。

基板の細部とワイヤー類を点検し、

アームの取り付け部分を点検し、

ピッチVRの操作を点検します。

ヘットシェルの接触部分を点検し、イルミネーターへ変更なしです。

制御系を点検し、

各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

  

Posted by 町田電化サービス at 06:44Comments(0)テクニックス SL-1200MKシリーズ沖縄県

2024年04月30日

Technics  SH-EX1200 修理 沖縄県内より CUE スイッチ交換修理、各部点検調整、

今回のご依頼は、Technics  SH-EX1200 沖縄県内からです。

故障内容は、赤印のCUEスイッチの故障と

リヤパネルのアースターミナルの破損とのことです。

又、各部の点検で、



縦フェーダー赤印のノブ部分の変形が見つかりまして、修正しましょう。

先ず、キャビネットを分解し、

内部のクリーニングを進めます。

元々ホコリ等はありませんでした。

これから、CUEスイッチの取り外しに移ります。

スイッチは特殊で、入手が困難です。

右側の交換用の代用品を準備し取り替えます。

先ず、表面のパネルを取り外し、

スイッチの固定部分のパネルの形状を確認し、

スイッチを仮載せでサイズを確認し、

ボール盤を活用し、



取付穴を整えます。

次に、代用品のスイッチの足へジャンパーを半田付けし、



熱伸縮チューブで養生いたします。

スイッチを表面のパネルへ固定しておきます。

続いて、縦フェーダーの歪みを修正し、VR類へ接点復活剤を吹きかけます。

キャビネットを組み立てて、各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

  

Posted by 町田電化サービス at 07:07Comments(0)家電修理内容

2024年04月29日

コロンビア COLUMBIA GP-3 修理 沖縄県内より メカベース分解修理、メンテナンス

今回のご依頼は、コロンビア GP-3  沖縄県内からです。

故障内容は、再生等の動作が出来ないとのことです。

各操作の点検を進めて電源の投入は可能です。

レコードをセットし

アームを載せてみますが、回転しません?

先ず、キャビネットを分解し、

メカベースの点検で、モーターは順調に回転します。

ターンテーブルの動作が出来ない不具合の原因は、赤印のアイドラーの滑りと判明いたしました。

続いて、内部のクリーニングを進め

アイドラーの分解作業に移ります。

先ず、アイドラーを抜き取り、

メカベースを取り外し


抜き取ったアイドラーへ4mmのボルトを固定します。



そして、ボール盤へ装着し、

アイドラーの表面をクリーニングします。

劣化部分が綺麗に復旧出来ました。


メカベースを組み戻し、制御基板の半田付けの怪しい部分をつけなおします。

メイン基板と細部を点検し、

VR類へ接点復活剤を吹きかけて、

メカベースのシャフト部分を再点検し、ターンテーブルを組み戻し、

各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

  

Posted by 町田電化サービス at 07:50Comments(0)家電修理内容

2024年04月27日

ONKYO オンキョー DHT-9PAW 修理 沖縄県内より コンデンサー交換修理、メンテナンス

今回のご依頼は、オンキョー DHT-9PAW 沖縄県内からです。

故障内容は、電源の投入で起動できないとのことです。

早速、電源スイッチの操作で点検を進めてみますが、起動できません。

キャビネットを分解し、

制御ユニットを抜き取り各部の点検で、電源回路の故障が判明いたしました。

電源ユニットを取り外し、

内部のクリーニングを進めます。

故障部品はコンデンサーで、右側が交換用の耐圧の高い方です。

電源回路の半田付け等を点検し、

本体側の細部を点検し、

電源回路を組み戻し、

電源の投入を確認し、



各操作を点検し、

スピーカーユニットへ組み戻し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

  

Posted by 町田電化サービス at 07:34Comments(0)家電修理内容

2024年04月25日

SL-1200MK3 2台セットで修理 ③ 鹿児島県奄美市より RCAケーブル交換修理、メンテナンス

2台目の作業に移ります。

故障内容は、1台目と同様で音声出力の不具合とメンテナンスとのことです。

先ず、制御系の点検で初期の回転等は順調です。

音出しの点検で音声出力に途切れ感が生じます。

ターンテーブルと制御基板のカバーを取り外し、

内部のクリーニングから進めます。

画像では、判りにくいですがスッキリしました。

続いて、ヘットシェルの接続部分の点検で、微かな汚れが見受けられましたので、

綿棒でクリーニングしておきましょう。


次に、制御基板のI.Cの熱ダレの点検を進めます。

特殊治具を準備し、

ターンテーブルを浮かせた状態で、

ヘアードライヤーで温めて、制御I.Cの熱ダレによる故障が見つかりまして、熱がこもると回転が不安定になります。

基板を開いて、

左側の交換用のI,Cを準備し取り替えます。

続いて、本体の裏面から、インシュレーターを取り外し、

底蓋を開き

フォノ基板のカバーを取り外し、

フォノ基板の細部を点検し、不具合の原因はRCAケーブルの劣化による故障と判明いたしました。

既存のケーブルを取り外し、

右側の交換用のMK7用のケーブルセットを準備し、

同封のアースワイヤーもセットで取り替えます。

ケーブルの先端を加工し、フォノ基板へ取り付けます。

赤印のL字のスプリングの取り付け位置を確認します。

取り付け位置を誤るとanti-skatingが利きません!

次にピッチVRの点検です。

ピッチVRへ接点クリーナーを吹きかけて、

VR基板を本体へ組み戻し、スタイラスイルミネーターは変更なしです。

各スイッチの操作を点検し、

次に、シャフトを取り出して、

分解クリーニングし

精密用のオイルを注油します。

モーターコイルとシャフトを組み戻し、

特殊治具を活用しターンテーブルを浮かせた状態で駆動させて、ブレーキ等の調整を進めていきます。

そして、アームの取り付け部分を点検し、

ピッチVRの操作を点検します。

ヘットシェルの接触部分を点検し、

イルミネーターへ変更なしです。

制御系を点検し、

各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!


  

Posted by 町田電化サービス at 06:49Comments(0)テクニックス SL-1200MKシリーズ鹿児島県

2024年04月24日

SL-1200MK3 2台セットで修理 ② 鹿児島県奄美市より RCAケーブル交換修理、メンテナンス

今回のご依頼は、SL-1200MK3 2台セットで鹿児島県奄美市からです。



2台目の梱包を開いてみますと、

うれしい差し入れが同封されておりました。

M様、差し入れのお心遣いにお礼申し上げます。
2台目の作業終了まで、今しばらくお待ちください。  

Posted by 町田電化サービス at 06:55Comments(0)テクニックス SL-1200MKシリーズ鹿児島県

2024年04月23日

SL-1200MK3 2台セットで修理 鹿児島県奄美市より RCAケーブル交換修理、メンテナンス

今回のご依頼は、SL-1200MK3 2台セットで鹿児島県奄美市からです。



故障内容は、音声出力の不具合とメンテナンスとのことです。

早速、電源を投入し各操作の点検を進めてみます。

先ず、制御系の点検で回転等は順調です。

音出しの点検で音声出力に途切れ感が生じます。

ターンテーブルと

制御基板のカバーを取り外し、

内部のクリーニングから進めます。

画像では、判りにくいですがスッキリしました。

続いて、本体の裏面から、インシュレーターを取り外し、

底蓋を開き

フォノ基盤のカバーを取り外し、

フォノ基板の細部を点検し、不具合の原因はRCAケーブルの劣化による故障と判明いたしました。

既存のケーブルを取り外し、

左側の交換用のMK7用のケーブルセットを準備し、

同封のアースワイヤーもセットで取り替えます。

ケーブルを取り付けて、赤印のL字のスプリングの取り付け位置を確認します。

取り付け位置を誤るとanti-skatingが利きません!

次にピッチVRの点検です。

ピッチVRへ接点クリーナーを吹きかけて、

VR基板を本体へ組み戻し、スタイラスイルミネーターは変更なしです。

各スイッチの操作を点検し、

制御基板の作業に移ります。

基板を開いて、半田付けの怪しい部分を付け直し

シャフトを取り出して、

分解クリーニングし

精密用のオイルを注油します。

モーターコイル等を点検し、シャフトベースを組み戻します。

特殊治具を準備し、

ターンテーブルを浮かせた状態で駆動させて、ブレーキ等の調整を進めていきます。

そして、アームの取り付け部分を点検し、

ピッチVRの操作を点検します。

ヘットシェルの接触部分を点検し、

イルミネーターへ変更なしです。

制御系を点検し、

各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

  

Posted by 町田電化サービス at 07:09Comments(0)テクニックス SL-1200MKシリーズ鹿児島県

2024年04月22日

DENON DP-57L 修理 沖縄県内より I,C交換修理、

今回のご依頼は、DENON DP-57L 沖縄県内からです。

故障内容は、ターンテーブルが回転しないとのことです。

電源を投入し各操作の点検を進めてみますが、

ターンテーブルの動作が出来ません・

先ず、ターンテーブルを抜き取り、

本体の底蓋を開いて、

内部のクリーニングを進めます。

そして、基板類の点検で、

電源回路の故障が判明いたしました。

不具合の原因は、赤印のI,Cの足に腐食が有ります。

下側の交換用を準備し取り替えます。

そして、ワイヤー類と基板の細部を点検し、本体を組み戻します。

電源を投入し、

ターンテーブルの動作を確認し、



各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

  

Posted by 町田電化サービス at 06:57Comments(0)家電修理内容

2024年04月20日

パイオニア Pioneer CDJ-350 修理 東京都より メカベース分解修理、メンテナンス

今回のご依頼は、パイオニア CDJ-350 東京都からです。



故障内容は、「エラー:E-9101となり、CDが入らない」とのことです。



早速、電源を投入し、

ディスクの挿入を試みますが、E-9101の表示が出て入りません。

キャビネットを分解し、

基板とホルダーを取り外し、

メカベースを抜き取り、

内部のクリーニングを進めます。

画像では、判りにくいですがスッキリしました。

これから、メカベースの作業に移ります。

先ず、プレートカバーを取り外し、

CDのフロントローディングのギヤー類の点検と

位相合わせを進めて、

ピックアップ周辺を点検し、

クリーニングしていきます。

そして、レバー類と

ローラー等を点検し、本体へ組み戻します。

続いて、電源基板や、

メイン基板を点検し、

キャビネットを組み立てて、

電源の投入を確認し、



ディスクの挿入を点検し、



各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!


  

Posted by 町田電化サービス at 07:48Comments(0)家電修理内容

2024年04月18日

ビクター Victor 修理、沖縄県内より M-3030  プリント基板修理、ACジャック取り付け、

今回のご依頼は、Victor  M-3030 沖縄県内からです。
故障内容は、右側が高温になるとのことです。

又、同封のACジャックの新設とのことです。

早速、音出し確認を進めてみますと、右側のヒートシンクが高温になります。

キャビネットを分解し、各部の点検で、

右側のアンプ回路の故障が判明いたしました。

不具合の原因は、半田付けの微かな亀裂です。
半田付けを修正し、クリーニングしておきます。


続いて、ACジャックの取り付けに移ります。

先ず、本体の裏面から基板類を養生シートでカバーし、取付位置を模索し切断します。

続いて、サイドプレートの穴あけ位置を探り



養生テープで抑えて、穴あけに移ります。

先ず、ボール盤を活用し、



ジャックの固定位置の内側を抜いて、

ニッパーで切り取ります。

そして、リューターで整えて、

綺麗に開きました。

次に、ジャックの固定穴を設けて、

ジャックの位置が決まりました。

続いて、養生カバーの切粉をクリーニングし、



電源ケーブルを結線いたします。

元の電源ケーブルは最後に切り離しましょう。

電源の投入を確認し、各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

  

Posted by 町田電化サービス at 06:48Comments(0)家電修理内容
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