SL-1300MK2 修理 奈良県より メカベース分解修理、他、
今回のご依頼は、SL-1300MK2 奈良県からです。
故障内容は、スタートボタンの操作で、トーンアームが所定の位置に移動しないとのことです。
先ず、電源ケーブルに付着物がございますので、アルコール系でクリーニングしておきましょう。
源を投入し制御系のの点検を進めていきましょう。
続いて、レコードを載せて、
スタートの操作を試みますが、アームが所定の位置へ降りません。
ターンテーブルと制御基板のカバーを取り外し、
本体を分解し、
内部のクリーニングを進めていきます。
元々、ホコリ等は殆ど有りませんでした。
続いて、モーターとアームベースを取り外し、
メカベースを抜き取り
メカベースの分解作業に移ります。
レバー類とカムギヤを取り外し
個々の部品を点検クリーニングし、
続いて、モーターコイルを点検し、
シャフトを分解クリーニングし、
精密用のオイルを注油します。
次にアームベースの点検です。
センサー盤などを点検し、
本体へ組み戻します。
続いて、メイン基板を開いて、
操作レバー類を点検し、
基板の細部を点検し、
電源ボタンと赤印のボタン類を修正します。
そして、半田付けの怪しい部分をつけなおします。
ケーブルとコネクター類を点検し組み戻しまし、
アームのガタツキを点検し、
各部の操作を点検し、
ヘットシェルの接触部分を点検し、
制御系を点検し、
各操作を確認し、
流しテストで音出し確認し作業終了です。
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