Thechnics SL-1300MK2 修理  石川県より  メカベース分解修理、リフトレバー修正修理、各部点検調整、

町田電化サービス

2025年04月07日 06:53

今回のご依頼は、Thechnics SL-1300MK2  石川県からです。



依頼内容は、アームリフトレバーが上がらない不具合の復旧とメンテナンスとのことです。

早速、電源の投入を確認し、リフトレバーの点検でリフトアップできません。

続いて、制御系を点検し、

音出し確認し、両Chに不具合は見受けられません。

ターンテーブルを抜き取り、

制御基板のカバーを取り外し

本体の分解を進めて、

内部のクリーニングを進めます。

元々ホコリ等は殆どありませんでした。

モーターとアームベースを取り外し、

メカベースの分解作業に移ります。

ギヤーやレバーが複雑に組み合わされており、画像に残した方が無難です。

各部品をクリーニングし、

グリスを塗りなおします。

メカベースの裏面も同様に、

作業を進めて、

メカの細部を点検し、

本体へ組み戻します。

次に、モーターの分解に移ります。

モーターの裏面から、

シャフトの押さえプレートを取り外してみますとギヤが圧入タイプです。

ギヤは破損を避けるため、抜き取らずに隙間から注油しておきます。

続いて、アームベースの作業に移ります。

先ず、底面のアームワイヤー類を取り外し、

ベースプレートを取り外します。

そして、リフトレバーの点検を進めて、

赤印の部分で切れてが見つかりまして、



修正修理となります。

各部品を組み戻し、

次に、メイン基板の点検を進めて、

基板を分解し、

操作レバーの点検を進めて、

各操作ボタンを点検クリーニングし、

基板側の半田付けの怪しい部分を付け直します。



そして、モーターとアームベースを組み戻し、

コネクター類を点検し、

アームの点検を進めて、



各操作を点検し、

ヘットシェルの接触部分を点検し、



流しテストで音出し確認し作業終了です。


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