テクニックス Technics SL-DZ1200 音飛び修理、オーバーホー、他
今回の、ご依頼内容はターンテーブルの使用時の音飛びの修理とオーバーホールとのことです。
早速、各操作を点検してみましょう。
通常の操作で音出し等に異常は見受けられません。
続いてターンテーブルを回転させてみますと、連続的に音飛びが生じます。
ターンテーブルの操作部分から分解していきます。
故障の原因はPGヘット周辺の不具合等です。
ターンテーブルの全体の部品を分解していきます。
続いて、本体を分解し、
内部のクリーニングを進めていきます。
ここ沖縄は、既に梅雨も明けております。凄まじい蝉の鳴き声、夏到来って感じ!!
全体のクリーニングを済ませて、スッキリしました。
分解の逆の手順で確実に組み立てていきます。
銅製のホルダーにコネクターを通しますが、穴が小さく難関ですヨ、
ジグソーパズルの様にコネクターを組み合わせながら通していきます。
次にプレートを取り付けて、
PGヘットと基板を取り付けて、
取り付け部分を微調整し、
操作パネルを取り付けて、ターンテーブル部分のオーバーホールは終了です。
続いて、本体からメカベースを分解し、
メカの裏側から、
サーボ基板を取り外し、
トラバースモーターとピックアップ等を取り出して、
レンズ等をクリーニングし、
メカの細部を点検し、
ピックアップとモーターを組み込んで、
サーボ基板を組み直します。
続いて、本体へメカベースを組み込んでいきます。
メカベースと本体のケーブルを接続し、
次にピッチVRを分解し、
接点クリーナーを吹きかけて、本体へ組み戻して、
本体の上部と下部の接合部分を確認し、
基板や
コネクターとやイヤー等を点検し、
両方を組み立てて、
各操作を点検し、
音出し確認し、作業終了です!
H様今回の修理のご依頼ありがとうございました。
また機会が有りましたら、宜しくお願いします。
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