べスタックス VESTAX ターンテーブル PDX-2000 沖縄県 久米島より

町田電化サービス

2015年09月04日 23:15

今回のご依頼は、沖縄県久米島からです。





依頼内容は、ターンテーブルの回転の立ち上がりが遅いとのことです。

先ず、通電を確認し、

各操作と

動作の点検を進めてみましょう。

ターンテーブルの回転の立ち上りが遅いです。

音出し確認で音声出力に異常は見受けられませんが、時々電源が切れかかります?
本体を軽く突いてみますと、症状が確認できます、接触不良でしょうか。

ターンテーブルを取り外して、

クリーニングを進めていきます。

画像では、解りにくいですがスッキリしました。

次に、本体の底面のカバーを取り外し、

電源回路の点検を進めていきます。

この状態で電源を投入し、回路を軽く突いてみますと、電源が切れかかります。

基板を取り外して、細部を点検してみますと

白印のトランジスターの半田に亀裂が生じております。

半田を付け直していきましょう。



他の半田付けの怪しい部分を付け直しておきます。

基板を元に戻して、電源を投入し操作を確認し電源回路の修理は終了です。

続いて、ターンテーブルの回転の立ち上りの不具合の修理です。

操作基板を取り外して、

回転の立ち上りの不具合の原因はVRの接触不良です。

speed adjustment VRやウルトラピッチVRへ接点クリーナーを吹きかけて、

続いて、ファインピッチVRを取り外します。

VRへクリーナーを吹きかけて

VR基板を元に戻して、

操作基板も元に戻して、コネクター類を点検し、

次に33/45の切り替えスイッチ基板を取り外し、

コネクターやスイッチを点検し、

スタートスイッチ周りを点検し、

パワートランスと

アームの付け根を点検し、

フォノケーブル基板の半田付け等を点検し、

ターンテーブルのモーターを点検して、

各基板のコネクター類を確認し、

続いて、モーターの取り付け部分とシャフトを点検し、

アームの固定部分や

ヘットシェルの接触部分を点検し、



ターンテーブルを取り付けて、

スタイラスイルミネーターは純正でLEDです!

ターンテーブルの動作を点検し、

各操作を点検し、



音出し確認し、作業終了です!




今回のPDX-2000は沖縄県、久米島からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。

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