2025年05月22日
BOSE PLS-1310 修理 香川県より ボリューム交換修理、ベルト、シャフトギヤ交換修理、
今回のご依頼は、BOSE PLS-1310 香川県からです。


故障内容は、ボリューム操作に不具合があるとのことです。

早速、CDを挿入し

読み取りを確認し、

再生等は順調です。

しかし、ボリュームの操作で不安定な状況です。
ボリュームは後程リビルト品での交換となります。

外装を取り外し、

メカベースとパネル基板類を分解し、

内部のクリーニングを進めていきます。

元々ホコリ等は殆どありませんでした。

これから、メカベースの作業に移ります。

先ず、トレイを抜き取り、

メカベースの裏側から、


制御基板を取り外して、

トラバースデッキのワイヤーを解いて、

赤印と青印の隠れた部分のインシュレーターを潤滑剤で解して抜き取ります。

シリコン製のインシュレーターは壊れやすいですが、潤滑剤の効果でスルスルと抜けます!

トラバースデッキを取り出し

シャフト類の点検を進めて、

ピックアップ周辺をクリーニングし、

メカベースの表側から、

プーリーカバーを取り外し、

シャフトギヤとベルトを抜き取り、

ギヤを特注品への交換の作業に移ります。

※特注ギヤ交換の工程が同様ですので、同じ画像を添付させていただきます。
ギヤの抜き取りや圧入にはボール盤を活用していきます。

先ず、シャフトを自作の治具へセットし、

ボール盤のチャック部分で押し出します。

続いて、ブルーの特注のギヤを取り付けていきます。

先ず、片方をシャフトへ取り付けて、

チャックの部分で圧入します。

突き出し量はLアングルの白印の穴で合わせていきます。

次に反対側のギヤを溝付きのプレートで位相を合わせて、工作用のクランプで挟み込み、

ボール盤で圧入します。

Lアングルの厚みは、突き出し量と同じものを準備し、微調整ナシでピッタリ合います。

これでシャフトギヤの準備が終了です。

このシャフトギヤがメーカーでは、既に生産終了です。
これまでに修理のご依頼をお受けいたしました、同系のシャフトギヤは劣化により亀裂が入りトレイの開閉時にゴトゴト音が発生したり、最悪な時にはギヤが分裂し、開閉が出来なくなる故障が発生しておりました。
この故障を完結させる為、当店では特注品での対応を進めて参りました。
特注ギヤは国産で高価ですが、交換の価値は有ります!
これでシャフトギヤの準備が終了です。

続いて、モータープーリーとギヤプーリーをクリーニングし

シャフトギヤをメカベースへ組み込み、右側の交換用のベルトを取り付けて、

プーリーカバーを取り付けて、

トラバースデッキを組み戻します。

固定用のインシュレーターを確実に取り付けます。

インシュレーターの取り付けが甘いと音飛びの原因になります。

次に、メカの裏側のトラバースワイヤーを整えて、

制御基板を取り付けて、

メカベースの細部を点検し、

トレイを組み付けます。

続いて、交換用のボリュームを準備し取り替えます。

そして、赤印のコネクターの半田を付け直します。

この部分の半田付けに亀裂の生じた場合が多く見受けられます。

フロントパネルのボリュームの取り付け部分を確実に固定し、

本体側の電源基板等を点検し、

メカベースと基板類を本体へ組み戻し、

本体のコネクターやワイヤー等を点検し、

電源を投入しディスクを挿入し、

読み取りや

再生等の操作を点検し、

外装を取り付けて、各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し作業終了です。

故障内容は、ボリューム操作に不具合があるとのことです。
早速、CDを挿入し
読み取りを確認し、
再生等は順調です。
しかし、ボリュームの操作で不安定な状況です。
ボリュームは後程リビルト品での交換となります。
外装を取り外し、
メカベースとパネル基板類を分解し、
内部のクリーニングを進めていきます。
元々ホコリ等は殆どありませんでした。
これから、メカベースの作業に移ります。
先ず、トレイを抜き取り、
メカベースの裏側から、
制御基板を取り外して、
トラバースデッキのワイヤーを解いて、
赤印と青印の隠れた部分のインシュレーターを潤滑剤で解して抜き取ります。
シリコン製のインシュレーターは壊れやすいですが、潤滑剤の効果でスルスルと抜けます!
トラバースデッキを取り出し
シャフト類の点検を進めて、
ピックアップ周辺をクリーニングし、
メカベースの表側から、
プーリーカバーを取り外し、
シャフトギヤとベルトを抜き取り、
ギヤを特注品への交換の作業に移ります。
※特注ギヤ交換の工程が同様ですので、同じ画像を添付させていただきます。
ギヤの抜き取りや圧入にはボール盤を活用していきます。

先ず、シャフトを自作の治具へセットし、
ボール盤のチャック部分で押し出します。
続いて、ブルーの特注のギヤを取り付けていきます。
先ず、片方をシャフトへ取り付けて、
チャックの部分で圧入します。
突き出し量はLアングルの白印の穴で合わせていきます。

次に反対側のギヤを溝付きのプレートで位相を合わせて、工作用のクランプで挟み込み、
ボール盤で圧入します。
Lアングルの厚みは、突き出し量と同じものを準備し、微調整ナシでピッタリ合います。

これでシャフトギヤの準備が終了です。
このシャフトギヤがメーカーでは、既に生産終了です。
これまでに修理のご依頼をお受けいたしました、同系のシャフトギヤは劣化により亀裂が入りトレイの開閉時にゴトゴト音が発生したり、最悪な時にはギヤが分裂し、開閉が出来なくなる故障が発生しておりました。
この故障を完結させる為、当店では特注品での対応を進めて参りました。
特注ギヤは国産で高価ですが、交換の価値は有ります!
これでシャフトギヤの準備が終了です。
続いて、モータープーリーとギヤプーリーをクリーニングし
シャフトギヤをメカベースへ組み込み、右側の交換用のベルトを取り付けて、
プーリーカバーを取り付けて、
トラバースデッキを組み戻します。
固定用のインシュレーターを確実に取り付けます。
インシュレーターの取り付けが甘いと音飛びの原因になります。
次に、メカの裏側のトラバースワイヤーを整えて、
制御基板を取り付けて、
メカベースの細部を点検し、
トレイを組み付けます。
続いて、交換用のボリュームを準備し取り替えます。
そして、赤印のコネクターの半田を付け直します。
この部分の半田付けに亀裂の生じた場合が多く見受けられます。
フロントパネルのボリュームの取り付け部分を確実に固定し、
本体側の電源基板等を点検し、
メカベースと基板類を本体へ組み戻し、
本体のコネクターやワイヤー等を点検し、
電源を投入しディスクを挿入し、
読み取りや
再生等の操作を点検し、
外装を取り付けて、各操作を点検し、
流しテストで音出し確認し作業終了です。
連絡先
店名:町田電化サービス
住所:901-2222 沖縄県宜野湾市喜友名1丁目30番34号
電話/FAX:098-893-3034
電話受付・問い合わせ時間:
【月、火、木~土】9:00~11:30
【 水 】9:00~11:30,15:00~18:00
業務内容:電化製品修理専門(各メーカー各種家電製品)
Technics(ターンテーブル修理)、BOSE(修理)
※サイドバーの「オーナーへメッセージ」からも問い合わせができます。