2015年10月14日
CT-405 修理 パイオニア モーター分解、内部基板の入れ替え、他
このCT-405は、以前修理した後に、キャプスタンモーターの調子が悪く、モーターのオーバーホールを着手しましたが、完結出来ませんでした。
先日、外寸と形状の似たモーターを入手しまして、今度はモーターの内部を入れ替えての試みです。

症状はモーターの回転が安定せず、回転ムラ等が発生します。

早速キャプスタンモーターを取り出しましょう。

メカの背部からモーターを単独で取り外せます。
メンテナンス性は申し分ありません!

後はワイヤーの半田を除去すればモーターを分解できます。

先ず、取り付け用のプレートを取り外して、

プーリーのイモネジを六角レンチで緩めて、シャフトから抜き取ります。
外観は殆ど同じですが、赤印のシャフトのブッシュの大きさが異なります。
モーターの不安定さの原因はこのブッシュのすり減りで、ブッシュとシャフトにガタツキが有ります。

下画像の分解したモーターの左側が交換用です。
左側の赤印の部品と右側の白印の部品を組み合わせていきます。

モーターコイルの取り付け幅が異なり基板側の赤印の部分の加工が必要です。

取り付け穴を大きくしていきます。

基板を破損しないよう

慎重に加工を進めていきましょう、

基板がピッタリ取り付け出来ました。

スチール製のカバーはこちらの方が治まりが良いようです。
調整用の穴の位置も問題は有りません!

続いて、プーリーを元に戻して、

モーターをメカベースへ組み込んで、

再生等の動作を点検し、

テストテープを使用し、


テープスピードを測定し、


モーターの背面の穴から調整していきます。



続いて、トルクメターで

再生や

早送り、

巻き戻し等のトルクを点検し、

ヘット周りと

走行系をクリーニングします。
(ベルト交換やメカの分解オーバーホールは済ませております)

録音と

再生の操作を点検し、

外装を取り付けて、各操作を点検し、

音出し確認し、作業終了です!

このCT-405は代用品のモーターが見つかりませんでしたので、
内部の基板等を入れ替えての修理となりました。
先日、外寸と形状の似たモーターを入手しまして、今度はモーターの内部を入れ替えての試みです。
症状はモーターの回転が安定せず、回転ムラ等が発生します。
早速キャプスタンモーターを取り出しましょう。
メカの背部からモーターを単独で取り外せます。
メンテナンス性は申し分ありません!
後はワイヤーの半田を除去すればモーターを分解できます。
先ず、取り付け用のプレートを取り外して、
プーリーのイモネジを六角レンチで緩めて、シャフトから抜き取ります。
外観は殆ど同じですが、赤印のシャフトのブッシュの大きさが異なります。
モーターの不安定さの原因はこのブッシュのすり減りで、ブッシュとシャフトにガタツキが有ります。

下画像の分解したモーターの左側が交換用です。
左側の赤印の部品と右側の白印の部品を組み合わせていきます。

モーターコイルの取り付け幅が異なり基板側の赤印の部分の加工が必要です。

取り付け穴を大きくしていきます。
基板を破損しないよう
慎重に加工を進めていきましょう、
基板がピッタリ取り付け出来ました。
スチール製のカバーはこちらの方が治まりが良いようです。
調整用の穴の位置も問題は有りません!
続いて、プーリーを元に戻して、
モーターをメカベースへ組み込んで、
再生等の動作を点検し、
テストテープを使用し、
テープスピードを測定し、
モーターの背面の穴から調整していきます。
続いて、トルクメターで
再生や
早送り、
巻き戻し等のトルクを点検し、
ヘット周りと
走行系をクリーニングします。
(ベルト交換やメカの分解オーバーホールは済ませております)
録音と
再生の操作を点検し、
外装を取り付けて、各操作を点検し、
音出し確認し、作業終了です!
このCT-405は代用品のモーターが見つかりませんでしたので、
内部の基板等を入れ替えての修理となりました。
連絡先
店名:町田電化サービス
住所:901-2222 沖縄県宜野湾市喜友名1丁目30番34号
電話/FAX:098-893-3034
電話受付・問い合わせ時間:
【月、火、木~土】9:00~11:30
【 水 】9:00~11:30,15:00~18:00
業務内容:電化製品修理専門(各メーカー各種家電製品)
Technics(ターンテーブル修理)、BOSE(修理)
※サイドバーの「オーナーへメッセージ」からも問い合わせができます。
Posted by 町田電化サービス at 21:02│Comments(0)
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