2016年06月29日
ドラゴン 修理 Nakamichi 愛知県より ベルト、アイドラー交換修理、他
今回のご依頼は、愛知県からです。



故障内容は、再生等の動作が出来ないとのことです。

早速、電源を投入し、

各操作の点検を進めていきましょう。

ピンチローラーが上がりません。

外装を分解して、

底蓋を取り外します。

綺麗なデッキです!

続いて、フロントパネルを取り外し、

ヘットブロック周辺を点検してみます。

ヘットブロック自体は上下に動きますが、ピンチアームが固着し動きません。

メカベースを取り出しましょう。

そして、内部のクリーニングを進めます。

元々、綺麗なデッキで、ホコリ等は殆ど有りません。

これから、メカベースの作業に移ります。

先ず、メカの背面から、

制御基板とオートアジマスアナライザーを取り外し、

キャプスタンコイルとフライホイールを抜き取り、赤印のカシメリングを抜き取ります。

そして、リールセンサーを取り外します。

次にメカベースを2枚に開き分けて、

リール台周辺を点検し、

アイドラーを取り外し、

リール台のクリーニングを済ませます。

そして、特注品のアイドラーのローラー部分を取り替えましょう、

右側が交換用のローラーです。

ローラーを組み込んで、

リールベースへ組み付けます。

続いて、メカの駆動用のギヤプーリーとモータープーリーをクリーニングし、

右側の交換用のベルトを組み込みます。

ベルトの組み込み部分は2枚のベースに挟まれて、隙間の薄い部分で指は入らず、ピンセット類も上手く活用できません。

そこで、針金の先端を折り曲げたものを準備し、

プーリーに組み付けた、ベルトの脇へ引っ掛けて、

2枚のメカベースを合わせて、ベルトをモータープーリーへ引っ掛けます。

続いて、リールセンサーを取り付けて、

赤印のスプリングを2枚のメカベースへ引っ掛けます。


先ほど、針金を使用し

狭い隙間からスプリングを引き寄せ取り付け出来ます!

そして、リールセンサーをカシメリングで固定します。
下側が交換取り付け用です

リングの押し込み時には、

10ミリのソケットレンチがピッタリ合います。

キャプスタンコイルを組み付ける前にメカのモードスイッチへ接点クリーナーを吹き掛けます。

次にフライホイールのシャフトをクリーニングし、

精密用のオイルを塗って、

フライホイールを組み付けて、コイルを取り付けます。

続いて、制御基板の細部を点検し、

メカベースへ取り付けて、

メカの前面側の作業に移ります。

先ず、カセットホルダーを取り外して、

ヘットブロックを取り外します。

固着したピンチアームを修正します。

アームシャフトへオイルを注油し、解しての繰り返しです。

画像は2枚ですが、固着部分が頑固で解すまでには、時間が掛かりました。

そして、ローラーを軽く削って、

ヘットと

走行系をクリーニングし、

メカの細部を点検し、

カウンターベルトの右側の

交換用を取り付けます。

リールカバーを取り付けて、

カセットホルダーを組み付けます。

続いて、オートアジマスアナライザーを分解します。

先ず、センサー部分を取り外し、

モーターとプーリー類を取り外します。

プーリー類をクリーニングし、

右側の交換用のベルトを組み付けます。

先ず、プーリーへベルトを組み付け小さ目のドライバをベルトとプーリーの間へ挟みます。

この状態でベルトを気にせず、指の自由が効きます。
この作業の経験者で頷いてくれる方が居られるはずです。

この作業中、ベルトをプーリーへ密着させておかなければ、ホルダーの内部のグリスがベルトへ付着してしまいます。
ドライバーを抜き取り、先程の針金で引っ掛けておきます。

そして、モーターを取り付けて、

ベルトから針金を取り外し、プーリーへ掛け直します。

今回の作業で、右側の針金が大活躍です!
身近な単純なもので、作業が捗ることが有ります。

メカベースのワイヤー類を点検し、

オートアジマスユニットを取り付けます。

続いて、本体のワイヤー類を点検し、

メカベースを組み付けます。

電源を投入し、

再生等の操作を点検し、

ヘットアジマスを点検し、

VR類をクリーニングし、
(スミマセン、画像の取り忘れです)
フロントパネルを取り付けます。

各操作と

録音等を点検し、

テストテープを使用し、

測定器でスピードを確認し、

トルクメターを使用し、

再生と

早送り、

巻き戻しのトルクを点検し、

録音と

再生等の操作を点検し、

外装を取り付けて、

各操作を確認し、

流しテストで、音出し確認し、作業終了です!

今回のドラゴンは愛知県からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。

故障内容は、再生等の動作が出来ないとのことです。
早速、電源を投入し、
各操作の点検を進めていきましょう。
ピンチローラーが上がりません。
外装を分解して、
底蓋を取り外します。
綺麗なデッキです!
続いて、フロントパネルを取り外し、
ヘットブロック周辺を点検してみます。
ヘットブロック自体は上下に動きますが、ピンチアームが固着し動きません。
メカベースを取り出しましょう。
そして、内部のクリーニングを進めます。
元々、綺麗なデッキで、ホコリ等は殆ど有りません。
これから、メカベースの作業に移ります。
先ず、メカの背面から、
制御基板とオートアジマスアナライザーを取り外し、
キャプスタンコイルとフライホイールを抜き取り、赤印のカシメリングを抜き取ります。

そして、リールセンサーを取り外します。
次にメカベースを2枚に開き分けて、
リール台周辺を点検し、
アイドラーを取り外し、
リール台のクリーニングを済ませます。
そして、特注品のアイドラーのローラー部分を取り替えましょう、
右側が交換用のローラーです。
ローラーを組み込んで、
リールベースへ組み付けます。
続いて、メカの駆動用のギヤプーリーとモータープーリーをクリーニングし、
右側の交換用のベルトを組み込みます。
ベルトの組み込み部分は2枚のベースに挟まれて、隙間の薄い部分で指は入らず、ピンセット類も上手く活用できません。
そこで、針金の先端を折り曲げたものを準備し、
プーリーに組み付けた、ベルトの脇へ引っ掛けて、
2枚のメカベースを合わせて、ベルトをモータープーリーへ引っ掛けます。
続いて、リールセンサーを取り付けて、
赤印のスプリングを2枚のメカベースへ引っ掛けます。

先ほど、針金を使用し
狭い隙間からスプリングを引き寄せ取り付け出来ます!
そして、リールセンサーをカシメリングで固定します。
下側が交換取り付け用です
リングの押し込み時には、
10ミリのソケットレンチがピッタリ合います。
キャプスタンコイルを組み付ける前にメカのモードスイッチへ接点クリーナーを吹き掛けます。
次にフライホイールのシャフトをクリーニングし、
精密用のオイルを塗って、
フライホイールを組み付けて、コイルを取り付けます。
続いて、制御基板の細部を点検し、
メカベースへ取り付けて、
メカの前面側の作業に移ります。
先ず、カセットホルダーを取り外して、
ヘットブロックを取り外します。
固着したピンチアームを修正します。
アームシャフトへオイルを注油し、解しての繰り返しです。
画像は2枚ですが、固着部分が頑固で解すまでには、時間が掛かりました。
そして、ローラーを軽く削って、
ヘットと
走行系をクリーニングし、
メカの細部を点検し、
カウンターベルトの右側の
交換用を取り付けます。
リールカバーを取り付けて、
カセットホルダーを組み付けます。
続いて、オートアジマスアナライザーを分解します。
先ず、センサー部分を取り外し、
モーターとプーリー類を取り外します。
プーリー類をクリーニングし、
右側の交換用のベルトを組み付けます。
先ず、プーリーへベルトを組み付け小さ目のドライバをベルトとプーリーの間へ挟みます。
この状態でベルトを気にせず、指の自由が効きます。
この作業の経験者で頷いてくれる方が居られるはずです。
この作業中、ベルトをプーリーへ密着させておかなければ、ホルダーの内部のグリスがベルトへ付着してしまいます。
ドライバーを抜き取り、先程の針金で引っ掛けておきます。
そして、モーターを取り付けて、
ベルトから針金を取り外し、プーリーへ掛け直します。
今回の作業で、右側の針金が大活躍です!
身近な単純なもので、作業が捗ることが有ります。
メカベースのワイヤー類を点検し、
オートアジマスユニットを取り付けます。
続いて、本体のワイヤー類を点検し、
メカベースを組み付けます。
電源を投入し、
再生等の操作を点検し、
ヘットアジマスを点検し、
VR類をクリーニングし、
(スミマセン、画像の取り忘れです)
フロントパネルを取り付けます。
各操作と
録音等を点検し、
テストテープを使用し、
測定器でスピードを確認し、
トルクメターを使用し、
再生と
早送り、
巻き戻しのトルクを点検し、
録音と
再生等の操作を点検し、
外装を取り付けて、
各操作を確認し、
流しテストで、音出し確認し、作業終了です!
今回のドラゴンは愛知県からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。
連絡先
店名:町田電化サービス
住所:901-2222 沖縄県宜野湾市喜友名1丁目30番34号
電話/FAX:098-893-3034
電話受付・問い合わせ時間:
【月、火、木~土】9:00~11:30
【 水 】9:00~11:30,15:00~18:00
業務内容:電化製品修理専門(各メーカー各種家電製品)
Technics(ターンテーブル修理)、BOSE(修理)
※サイドバーの「オーナーへメッセージ」からも問い合わせができます。
Posted by 町田電化サービス at 06:18│Comments(0)
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