2016年06月21日
SL-1200MK3,SL-1200MK5 修理 セットで香川県より I.C交換修理、ピッチVR交換修理、他
今回のご依頼は、SL-1200MK3,MK5セットで香川県からです。


故障内容は、MK3がピッチコントロールの不具合で、MK5がターンテーブルの回転の不具合が生じるとのことです。

早速、MK5の方から視てみましょう。

電源を投入し、各操作の点検を進めます。
初期の動作に不具合は、見受けられません。

又、音出し確認で両Chの出力は問題ありません。

続いて、ターンテーブルを抜き取り、制御基板のカバーを取り外します。

特殊治具を使用し、制御基板の点検を進めます。
この特殊治具は、30年以上前にメカ―より支給された、修理には必需なお宝です!

ターンテーブルを浮かせた状態で、再生の動作が再現でき、

制御基板の点検や調整が出来ます。

今回の場合、ヘアードライヤーで温めて症状が現れ、

冷却スプレーで冷やすと、正常な回転に戻りました。

この作業を2~3度繰り返し、熱ダレによる故障個所が判明出来ます。
故障部品の交換は後ほど、

先に、内部のクリーニングを進めます。

元々、ホコリ等は殆ど有りませんでした。

続いて、本体の裏側の

底蓋を取り外し、

フォノ基板のカバーを開きます。

フォノケーブルの中継基板等を確認し、赤印のL字のスプリングの取り付け位置を点検します。

L字のスプリングの取り付け位置が誤っていますとanti-skatingが効きません。

フォノ基板カバーを元に戻して、続いてピッチVRの交換修理です。

右側が交換用です、ピッチVRは消耗品ですので、オーバーホール時には交換をお勧めいたします。

VRを半田付けし、ピッチVR基板を元に組み戻し、
スタイラスイルミネーターは、そのままでとのことです。

続いて、各スイッチを点検し、

制御基板を起こして、

赤印のI.Cを取り替えます。

I.Cの半田を吸い取り機で除去し、

右側の交換用を取り付けます。

I.Cと半田付けの怪しい部分を付け直し

コイルや基板の細部を点検し、

ブレーキ等の調整を進めていきます。

続いて、トーンアームの微小な遊びを点検し、

次に、ピッチVRの操作と

ヘットシェルの接触部分を点検し、

イルミネーターは純正で電球色のLEDです。

制御系を点検し、

そして、各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

続いて、MK3の作業です。

故障内容は、MK3がピッチコントロールの不具合で、MK5がターンテーブルの回転の不具合が生じるとのことです。
早速、MK5の方から視てみましょう。
電源を投入し、各操作の点検を進めます。
初期の動作に不具合は、見受けられません。
又、音出し確認で両Chの出力は問題ありません。
続いて、ターンテーブルを抜き取り、制御基板のカバーを取り外します。
特殊治具を使用し、制御基板の点検を進めます。
この特殊治具は、30年以上前にメカ―より支給された、修理には必需なお宝です!
ターンテーブルを浮かせた状態で、再生の動作が再現でき、
制御基板の点検や調整が出来ます。
今回の場合、ヘアードライヤーで温めて症状が現れ、
冷却スプレーで冷やすと、正常な回転に戻りました。
この作業を2~3度繰り返し、熱ダレによる故障個所が判明出来ます。
故障部品の交換は後ほど、
先に、内部のクリーニングを進めます。
元々、ホコリ等は殆ど有りませんでした。
続いて、本体の裏側の
底蓋を取り外し、
フォノ基板のカバーを開きます。
フォノケーブルの中継基板等を確認し、赤印のL字のスプリングの取り付け位置を点検します。

L字のスプリングの取り付け位置が誤っていますとanti-skatingが効きません。
フォノ基板カバーを元に戻して、続いてピッチVRの交換修理です。
右側が交換用です、ピッチVRは消耗品ですので、オーバーホール時には交換をお勧めいたします。
VRを半田付けし、ピッチVR基板を元に組み戻し、
スタイラスイルミネーターは、そのままでとのことです。
続いて、各スイッチを点検し、
制御基板を起こして、

赤印のI.Cを取り替えます。

I.Cの半田を吸い取り機で除去し、
右側の交換用を取り付けます。
I.Cと半田付けの怪しい部分を付け直し
コイルや基板の細部を点検し、
ブレーキ等の調整を進めていきます。
続いて、トーンアームの微小な遊びを点検し、
次に、ピッチVRの操作と
ヘットシェルの接触部分を点検し、
イルミネーターは純正で電球色のLEDです。
制御系を点検し、
そして、各操作を点検し、
流しテストで音出し確認し、作業終了です!
続いて、MK3の作業です。
連絡先
店名:町田電化サービス
住所:901-2222 沖縄県宜野湾市喜友名1丁目30番34号
電話/FAX:098-893-3034
電話受付・問い合わせ時間:
【月、火、木~土】9:00~11:30
【 水 】9:00~11:30,15:00~18:00
業務内容:電化製品修理専門(各メーカー各種家電製品)
Technics(ターンテーブル修理)、BOSE(修理)
※サイドバーの「オーナーへメッセージ」からも問い合わせができます。
Posted by 町田電化サービス at 07:25│Comments(0)
│テクニックス SL-1200MKシリーズ