2016年11月12日
DRAGON 修理 佐賀県より メカ、ピンチローラー分解修理、ベルト、アイドラー交換修理、他
今回のご依頼は、佐賀県からです。



故障内容は、再生の操作でピンチローラーが動作出来ないとのことです。

早速、電源を投入し、各操作の点検を進めていきましょう。

再生の操作で、

ピンチローラーが上がりません。

外装を分解し、

フロントパネルを抜き取り、

底面の基板を開いて、コネクター類を取り外し、

メカベースを取り出します。

先に、内部のクリーニングを進めていきます。

元々ホコリ等は、殆ど有りませんでした。

これから、メカベースの作業に移ります。

先ず、メカの背面から

制御基板を取り外し、

キャプスタンコイルとフライホイールを取り外し、

特殊なCA止め輪を取り外し、

PGヘットを抜き取ります。

リールプレートを取り外します。

メカベースは2枚のプレートで組上げられています。

複雑なメカの分解時には、デジカメ等で記録しておいた方が無難です。

先ず、プレートを開いて、

リールアイドラーを取り出して、

リール台周辺をクリーニングします。

続いて、アイドラーの特注品のゴム部分を準備し、

劣化したローラーを抜き取り、

特注品を組み込みます。

そして、アイドラーをメカベースへ取り付けて、

次に、メカの駆動カム部分の

ギヤープーリーを抜き取り、クリーニングし、

交換用の右側のベルトを準備し、

折り曲げた針金を準備し、メカの隙間からベルトを引き寄せて、プーリーへ取り付けます
この針金が重宝し、作業はスムーズに出来ます。

メカベースの組み付け具合を点検し、

PGヘットを取り付け、

特殊なCA止め輪で固定します。

続いて、キャプスタンシャフトをクリーニングし、

精密用のオイルを塗って、

メカベースへ組み付けて、

コイルプレートを取り付け、

制御基板を取り付けます。

ワイヤー等を点検し、

次に、オートアジマス駆動ブロックを撮りぬき、

駆動メカを分解し、

プーリー類をクリーニングし、交換用のベルトを準備し、

ポジションスイッチへクリーナーを吹き掛けて、

駆動メカを組み立てます。

そして、メカのカムスイッチへクリーナーを吹き掛けて、

メカベースへオートアジマス駆動ブロックを取り付けます。

続いて、メカの前面から

カセットホルダーを取り外し、

ヘットブロックを取り外します。

そして、ピンチローラーアームの固着を緩めますが、
右側のアームの固着具合が頑固で修正が厳しいです。

再度、メカベースを分解します。

制御基板と

キャプスタンコイル等を取り外し、

メカベースを分解し、

カセットホルダー類を取り外し、

フォワード側のピンチアームをシャフトごと抜き取ります。

シャフトとアームは頑固に固着し、メカの再分解の作業が必要でした。

先ず、スプリングを抜き取り、

工作用のクランプを活用し、シャフトを抜き取ります。

適度な長さのアルミパイプを準備し、

シャフトの短い方へ組み付けて、

クランプで挟みシャフトを押し込みますが、硬いです。

ドライヤーで温めて熱膨張を誘い、押し込み

シャフトが動きました!

続いて、アームとシャフトを逆さまにし、

同様に押し込みます。

この作業を繰り返して、

アームとシャフトがスルスルになりました。

そして、ピンチアームをメカベースへ取り付けます。

取り付けも

クランプを活用し、圧入します。

これで、フォワード側の作業は完了です。

動作は、スムーズです。

続いて、リバース側の作業に移ります。

こちらも同様に

クランプ等を活用し、作業を進めていきます。

ピンチアームをメカベースへ組み戻し、動作を確認し、

続いて、メカベースを組み立て直します。

メカの駆動ベルトは、針金を活用し、

メカベースの狭い隙間で組み付けます。

この針金が、重宝します!


次に、ヘットブロックを取り付けて、

カセットホルダーを組み付けて、

キャプスタンホイールと

コイルや基板を組み付けます。

基板のコネクター類を点検し、

続いて、カセットホルダーのイジェクト時の開き具合の修正です。

ホルダーの分解と組み立ての点検で、不具合の原因が解りました。

赤印のレバーの歪みが見受けられますが、修正が困難です。
破損してしまいますと、元も子もありません・・・諦めます。

メカベースを本体へ組み戻しましょう。

ベースを固定し、コネクターを取り付けて、

ワイヤー類を整えます。

次に、フロントパネルを取り付けます。

そして、ノブ類を組み込み、

電源を投入し、

再生等の操作を点検し、

再生の操作等でリバース側に異常は有りませんが、フォワード側が直ぐに停止し、不調です?

コネクター類を再点検し、

コネクターの半田付けに亀裂が見つかりました。
亀裂部分と怪しい部分を付け直します。

再度、再生等の操作を確認し、

ヘットと

走行系を再度クリーニングし、

録音とを点検し、

テストテープを準備し、

測定器を接続し、テープスピードを確認します。

続いて、トルクメーターで

再生と


早送り、

巻き戻しのトルクを点検し、

外装を取り付けて、各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し、作業終了です!

今回のDORAGONは佐賀県からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。

故障内容は、再生の操作でピンチローラーが動作出来ないとのことです。
早速、電源を投入し、各操作の点検を進めていきましょう。
再生の操作で、
ピンチローラーが上がりません。
外装を分解し、
フロントパネルを抜き取り、
底面の基板を開いて、コネクター類を取り外し、
メカベースを取り出します。
先に、内部のクリーニングを進めていきます。
元々ホコリ等は、殆ど有りませんでした。
これから、メカベースの作業に移ります。
先ず、メカの背面から
制御基板を取り外し、
キャプスタンコイルとフライホイールを取り外し、
特殊なCA止め輪を取り外し、
PGヘットを抜き取ります。
リールプレートを取り外します。
メカベースは2枚のプレートで組上げられています。
複雑なメカの分解時には、デジカメ等で記録しておいた方が無難です。
先ず、プレートを開いて、
リールアイドラーを取り出して、
リール台周辺をクリーニングします。
続いて、アイドラーの特注品のゴム部分を準備し、
劣化したローラーを抜き取り、
特注品を組み込みます。
そして、アイドラーをメカベースへ取り付けて、
次に、メカの駆動カム部分の
ギヤープーリーを抜き取り、クリーニングし、
交換用の右側のベルトを準備し、
折り曲げた針金を準備し、メカの隙間からベルトを引き寄せて、プーリーへ取り付けます
この針金が重宝し、作業はスムーズに出来ます。
メカベースの組み付け具合を点検し、
PGヘットを取り付け、
特殊なCA止め輪で固定します。
続いて、キャプスタンシャフトをクリーニングし、
精密用のオイルを塗って、
メカベースへ組み付けて、
コイルプレートを取り付け、
制御基板を取り付けます。
ワイヤー等を点検し、
次に、オートアジマス駆動ブロックを撮りぬき、
駆動メカを分解し、
プーリー類をクリーニングし、交換用のベルトを準備し、
ポジションスイッチへクリーナーを吹き掛けて、
駆動メカを組み立てます。
そして、メカのカムスイッチへクリーナーを吹き掛けて、
メカベースへオートアジマス駆動ブロックを取り付けます。
続いて、メカの前面から
カセットホルダーを取り外し、
ヘットブロックを取り外します。
そして、ピンチローラーアームの固着を緩めますが、
右側のアームの固着具合が頑固で修正が厳しいです。
再度、メカベースを分解します。
制御基板と
キャプスタンコイル等を取り外し、
メカベースを分解し、
カセットホルダー類を取り外し、
フォワード側のピンチアームをシャフトごと抜き取ります。
シャフトとアームは頑固に固着し、メカの再分解の作業が必要でした。
先ず、スプリングを抜き取り、
工作用のクランプを活用し、シャフトを抜き取ります。
適度な長さのアルミパイプを準備し、
シャフトの短い方へ組み付けて、
クランプで挟みシャフトを押し込みますが、硬いです。
ドライヤーで温めて熱膨張を誘い、押し込み
シャフトが動きました!
続いて、アームとシャフトを逆さまにし、
同様に押し込みます。
この作業を繰り返して、
アームとシャフトがスルスルになりました。
そして、ピンチアームをメカベースへ取り付けます。
取り付けも
クランプを活用し、圧入します。
これで、フォワード側の作業は完了です。
動作は、スムーズです。
続いて、リバース側の作業に移ります。
こちらも同様に
クランプ等を活用し、作業を進めていきます。
ピンチアームをメカベースへ組み戻し、動作を確認し、
続いて、メカベースを組み立て直します。
メカの駆動ベルトは、針金を活用し、
メカベースの狭い隙間で組み付けます。
この針金が、重宝します!
次に、ヘットブロックを取り付けて、
カセットホルダーを組み付けて、
キャプスタンホイールと
コイルや基板を組み付けます。
基板のコネクター類を点検し、
続いて、カセットホルダーのイジェクト時の開き具合の修正です。
ホルダーの分解と組み立ての点検で、不具合の原因が解りました。

赤印のレバーの歪みが見受けられますが、修正が困難です。
破損してしまいますと、元も子もありません・・・諦めます。

メカベースを本体へ組み戻しましょう。
ベースを固定し、コネクターを取り付けて、
ワイヤー類を整えます。
次に、フロントパネルを取り付けます。
そして、ノブ類を組み込み、
電源を投入し、
再生等の操作を点検し、
再生の操作等でリバース側に異常は有りませんが、フォワード側が直ぐに停止し、不調です?
コネクター類を再点検し、
コネクターの半田付けに亀裂が見つかりました。
亀裂部分と怪しい部分を付け直します。
再度、再生等の操作を確認し、
ヘットと
走行系を再度クリーニングし、
録音とを点検し、
テストテープを準備し、
測定器を接続し、テープスピードを確認します。
続いて、トルクメーターで
再生と
早送り、
巻き戻しのトルクを点検し、
外装を取り付けて、各操作を点検し、
流しテストで音出し確認し、作業終了です!
今回のDORAGONは佐賀県からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。
連絡先
店名:町田電化サービス
住所:901-2222 沖縄県宜野湾市喜友名1丁目30番34号
電話/FAX:098-893-3034
電話受付・問い合わせ時間:
【月、火、木~土】9:00~11:30
【 水 】9:00~11:30,15:00~18:00
業務内容:電化製品修理専門(各メーカー各種家電製品)
Technics(ターンテーブル修理)、BOSE(修理)
※サイドバーの「オーナーへメッセージ」からも問い合わせができます。
Posted by 町田電化サービス at 07:49│Comments(0)
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