2015年08月15日
Technics テクニックス SL-7 京都府より ベルト交換修理 アーム、モーター分解修理、オーバーホール 他
今回のご依頼は、京都府からです。


社外品のフォノケーブルとプラグが同封されております。

依頼内容は、アームの動作の不具合の修理とフォノケーブルの社外品への交換とのことです。

早速通電を確認し、

各操作を点検してみますと、アームは下りますがスライドしません。

本体の上蓋を分解し、

リニアトラックの駆動部分を点検してみます、

ベルトは劣化し、モーターは固着しています。

右側が交換用のベルトです。

駆動プーリーはクリーニングしておきます。

センサー基板を取り外し、メカの動作を点検します。

続いて45アダプター等を取り外して、ターンテーブルを抜き取ります。

ターンテーブルの中央部分の2mmのボルトを取り付けて、

ボルトを持ち上げ

抜き取ります。


そして、内部のクリーニングを進めて、

スッキリしました。

次にアーム部分を取り出して、

シャフトをクリーニングし、

柔らかいグリスを塗って、

シャフトを組み戻して、

モータープレートを取り外して、

モーターの白印の固着した部分に

油を微量注油し、

外部電源から直接モーターへ電圧を加えて、

モーターを回転させて、油を馴染まさせます。

赤印はモーターにリンクした回転盤で、白印のセンサー部分に収まります。

モータープーリーへ交換用のベルトを取り付けて、

本体へ組み戻して、

リニアトラックの制御は

白印の隠れた部分のセンサーで

アームの振り具合を検知し、

駆動用のモーターを回転させて
モーターの回転量を白印の円盤を通じて赤印のセンサーで検知し、

アームの進み具合をコントロールします。

針圧の調整は、赤印のメモリを基準に白印のダイヤルで調整できます。

続いて、ターンテーブルを取り付けて、

ホルダー類を固定して、

本体の裏蓋を取り外して、

基板を分解します。

基板にはワイヤーコネクター等が入り組んでいます。

赤印のコネクターを取り外して、フォノケーブルを社外品へ交換していきます。

交換用のケーブルとプラグです。

ケーブルの片端にプラグを取り付けて、もう一方を

赤印の部分に取り付けて、

赤印のホルダーで本体へ固定し、

基板の細部を点検し、ケーブルの交換は終了です。

裏蓋を取り付けて、

取り外しておいた針を、

アームへ取り付け直して、

通電を確認して、



ドアスイッツチを点検し、


各操作を点検して、


音出し確認し、作業終了です!

SL-7は中々お目にかかれない1台です。

今回のSL-7は京都府からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。

社外品のフォノケーブルとプラグが同封されております。
依頼内容は、アームの動作の不具合の修理とフォノケーブルの社外品への交換とのことです。
早速通電を確認し、
各操作を点検してみますと、アームは下りますがスライドしません。
本体の上蓋を分解し、
リニアトラックの駆動部分を点検してみます、
ベルトは劣化し、モーターは固着しています。
右側が交換用のベルトです。
駆動プーリーはクリーニングしておきます。
センサー基板を取り外し、メカの動作を点検します。
続いて45アダプター等を取り外して、ターンテーブルを抜き取ります。
ターンテーブルの中央部分の2mmのボルトを取り付けて、
ボルトを持ち上げ
抜き取ります。
そして、内部のクリーニングを進めて、
スッキリしました。
次にアーム部分を取り出して、
シャフトをクリーニングし、
柔らかいグリスを塗って、
シャフトを組み戻して、
モータープレートを取り外して、
モーターの白印の固着した部分に

油を微量注油し、
外部電源から直接モーターへ電圧を加えて、
モーターを回転させて、油を馴染まさせます。
赤印はモーターにリンクした回転盤で、白印のセンサー部分に収まります。

モータープーリーへ交換用のベルトを取り付けて、
本体へ組み戻して、
リニアトラックの制御は

白印の隠れた部分のセンサーで

アームの振り具合を検知し、

駆動用のモーターを回転させて
モーターの回転量を白印の円盤を通じて赤印のセンサーで検知し、

アームの進み具合をコントロールします。
針圧の調整は、赤印のメモリを基準に白印のダイヤルで調整できます。

続いて、ターンテーブルを取り付けて、
ホルダー類を固定して、
本体の裏蓋を取り外して、
基板を分解します。
基板にはワイヤーコネクター等が入り組んでいます。
赤印のコネクターを取り外して、フォノケーブルを社外品へ交換していきます。

交換用のケーブルとプラグです。
ケーブルの片端にプラグを取り付けて、もう一方を
赤印の部分に取り付けて、

赤印のホルダーで本体へ固定し、

基板の細部を点検し、ケーブルの交換は終了です。
裏蓋を取り付けて、
取り外しておいた針を、
アームへ取り付け直して、
通電を確認して、
ドアスイッツチを点検し、
各操作を点検して、
音出し確認し、作業終了です!
SL-7は中々お目にかかれない1台です。
今回のSL-7は京都府からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。
連絡先
店名:町田電化サービス
住所:901-2222 沖縄県宜野湾市喜友名1丁目30番34号
電話/FAX:098-893-3034
電話受付・問い合わせ時間:
【月、火、木~土】9:00~11:30
【 水 】9:00~11:30,15:00~18:00
業務内容:電化製品修理専門(各メーカー各種家電製品)
Technics(ターンテーブル修理)、BOSE(修理)
※サイドバーの「オーナーへメッセージ」からも問い合わせができます。
Posted by 町田電化サービス at 23:35│Comments(4)
│家電修理内容
この記事へのコメント
SL-7が動かなくなりました。
ベルト交換を考えていますが、ベルトが手に入りません。
SL-7に仕えるベルトを販売していただけますか?
よろしくお願いします。
ベルト交換を考えていますが、ベルトが手に入りません。
SL-7に仕えるベルトを販売していただけますか?
よろしくお願いします。
Posted by よなみね えいじ at 2017年12月25日 08:39
よなみね えいじ様
はじめまして、町田電化サービスの町田と申します。
当店のブログをご覧頂きありがとうございます。
この度は、数ある修理店の中より当店への、お問い合わせを頂きありがとうございます。
大変申し訳ございません、部品類の販売は、対応しておりません。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
町田
はじめまして、町田電化サービスの町田と申します。
当店のブログをご覧頂きありがとうございます。
この度は、数ある修理店の中より当店への、お問い合わせを頂きありがとうございます。
大変申し訳ございません、部品類の販売は、対応しておりません。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
町田
Posted by 町田電化サービス
at 2017年12月25日 08:49

メカ動作の概略がわかりました。ありがとうございます。
当方では17センチ盤を使用することが多いのですが、頭が切れてしまいます。
モーター回転量を穴の開いた円盤を回転させ透過する光を断続し、そのパルス量でアーム位置を決定しているようですが、
その回転量の加減をする調整はどこでおこなうのでしょうか。
それともハード的にメカを調整するのでしょうか。
当方では17センチ盤を使用することが多いのですが、頭が切れてしまいます。
モーター回転量を穴の開いた円盤を回転させ透過する光を断続し、そのパルス量でアーム位置を決定しているようですが、
その回転量の加減をする調整はどこでおこなうのでしょうか。
それともハード的にメカを調整するのでしょうか。
Posted by とく at 2020年09月08日 14:42
とく様
はじめまして、町田電化サービスの町田と申します。
当店のブログをご覧頂きありがとうございます。
この度は、数ある修理店の中より遠方の当店への修理の
お問い合わせを頂きありがとうございます。
ブログの画面の左上部の「修理のご依頼、お問い合わせ」の
メッセージを送るをお開きになり再信いただけませんでしょうか。
お手数をおかけいたします。
よろしくお願いします。
町田宗也 拝
はじめまして、町田電化サービスの町田と申します。
当店のブログをご覧頂きありがとうございます。
この度は、数ある修理店の中より遠方の当店への修理の
お問い合わせを頂きありがとうございます。
ブログの画面の左上部の「修理のご依頼、お問い合わせ」の
メッセージを送るをお開きになり再信いただけませんでしょうか。
お手数をおかけいたします。
よろしくお願いします。
町田宗也 拝
Posted by 町田電化サービス
at 2020年09月08日 14:53
