2015年10月12日
AKAI GX-R99 GX-F91 修理 カセットデッキ 広島県より I.C交換、他
今回のご依頼は、広島県からです。

AKAIのデッキが2台セットでの到着で、

シルバーのGX-F91と

ブラックのGX-R99です。

先ず、GX-R99の作業を進めていきましょう。
故障内容は、再生時にLchの音声出力に不具合が生じるとのことです。

電源を投入し、各操作を点検してみますが、症状が出ません?
オーナ様へ状況等をお伝えし再度、点検テストを続けていきます。


AKAIのデッキが2台セットでの到着で、
シルバーのGX-F91と
ブラックのGX-R99です。
先ず、GX-R99の作業を進めていきましょう。
故障内容は、再生時にLchの音声出力に不具合が生じるとのことです。
電源を投入し、各操作を点検してみますが、症状が出ません?
オーナ様へ状況等をお伝えし再度、点検テストを続けていきます。
外装の分解を進めていきます。

フロントパネルを取り外して

本体の底面の音声出力系の回路を点検していきましょう、

不具合の症状は常時に発生はしていません。

長時間の再生等で発生するようで、熱を加えて見たり、軽く突いてみたりと

はっきりした、故障個所を解析できません、キビシイ・・・

次にリヤパネルを取り外して、

上側の基板と

底側の基板を開いて、リヤパネルは一旦取り付けておきます。

測定器での点検が困難で、

LchとRchの部品を入れ替えて、症状の確認と

点検等を繰り返し、根気で故障個所を探り、I,Cの故障が判明いたしました!

左側が交換用のI.Cです。

I.Cを取り付けて、基板の劣化した部分を修理し、

続いて、メカベースを取り外します。

先ず、赤印の半田付けを吸取機で除去し、

中継基板を抜き取り、

次にコネクターのワイヤーを取り外して、

メカベースを抜き取ります。

そして、内部のクリーニングを進めて、

ホコリ等は殆ど有りませんでした。

続いて、メカベースを分解していきます。

先ず、背面の基板を取り外し、フライホイールとベルトを抜き取り、

ホイールと


シャフトをクリーニングし、

次に、カムギヤのプレートを取り外し

プレートの取り付け部分のスプリングをマイナスドライバーで保持しておきます。

そして、モータープーリーとギヤプーリーをクリーニングし、

下側の交換用のベルトを

それぞれのプーリーへ組み込みます。

それから、レバーやプレートの可動部分へオイルを薄く塗り付けて、メカの細部を点検し、

モータープレートを取り付けて、

ドライバで保持しておきました、

赤印のスプリングを取り付けます。

続いて、シャフトへオイルを塗り

シャフトを組み込んで交換用の右側のベルトを取り付けて

コイル基板の取り付け部分を点検し、

コイル基板を取り付けて、

次に、メカの表側の

リールカバーを開いて、

外部電源から直接

白印のリールモーターワイヤーへ電圧を加えて、

リールアイドラーを駆動させて、表面をペーパーで軽く削ります。

そして、メカの細部を点検し、

リールカバーを取り付けて、

メカベースを本体へ取り付けます。

本体とメカベースには殆ど隙間が有りません。

次に、本体とメカのコネクター等を全て取り付けていきます。

こちらの中継部分は、同じGX-R99で2種類有るようです。
前回紹介した分はコネクターで繋がっておりました。
又、その前のは今回と同様に半田付けのタイプでした。

各コネクターとワイヤーを点検し、電源を投入し、

各操作を点検し、

本体を縦置きにし、

メカの下側から、ピンチローラーをペーパーで軽く削って、

シャフトと

ヘット周りをクリーニングし、

そして、フロントパネルを取り付けます。

各操作を点検し、

テストテープを使用し、

測定器を接続し、

本体の左側面の

赤印の奥に調整用のVRが有り

細長いドライバーで調整できます。

デジタルカウンターでの測定が主流ですが、私はアナログメターの針の微妙なフレ感覚が使い慣れています。

続いて、トルクメーターを使用し、

再生と

早送り、

巻き戻しのトルクを測定し、

録音等の各操作を点検し


外装を取り付けて、

音出し確認し、作業終了です!

続いて、GX-F91の作業です、
フロントパネルを取り外して
本体の底面の音声出力系の回路を点検していきましょう、
不具合の症状は常時に発生はしていません。
長時間の再生等で発生するようで、熱を加えて見たり、軽く突いてみたりと
はっきりした、故障個所を解析できません、キビシイ・・・
次にリヤパネルを取り外して、
上側の基板と
底側の基板を開いて、リヤパネルは一旦取り付けておきます。
測定器での点検が困難で、
LchとRchの部品を入れ替えて、症状の確認と
点検等を繰り返し、根気で故障個所を探り、I,Cの故障が判明いたしました!
左側が交換用のI.Cです。
I.Cを取り付けて、基板の劣化した部分を修理し、
続いて、メカベースを取り外します。
先ず、赤印の半田付けを吸取機で除去し、

中継基板を抜き取り、
次にコネクターのワイヤーを取り外して、
メカベースを抜き取ります。
そして、内部のクリーニングを進めて、
ホコリ等は殆ど有りませんでした。
続いて、メカベースを分解していきます。
先ず、背面の基板を取り外し、フライホイールとベルトを抜き取り、
ホイールと
シャフトをクリーニングし、
次に、カムギヤのプレートを取り外し
プレートの取り付け部分のスプリングをマイナスドライバーで保持しておきます。
そして、モータープーリーとギヤプーリーをクリーニングし、
下側の交換用のベルトを
それぞれのプーリーへ組み込みます。
それから、レバーやプレートの可動部分へオイルを薄く塗り付けて、メカの細部を点検し、
モータープレートを取り付けて、
ドライバで保持しておきました、

赤印のスプリングを取り付けます。

続いて、シャフトへオイルを塗り
シャフトを組み込んで交換用の右側のベルトを取り付けて
コイル基板の取り付け部分を点検し、
コイル基板を取り付けて、
次に、メカの表側の
リールカバーを開いて、
外部電源から直接
白印のリールモーターワイヤーへ電圧を加えて、

リールアイドラーを駆動させて、表面をペーパーで軽く削ります。
そして、メカの細部を点検し、
リールカバーを取り付けて、
メカベースを本体へ取り付けます。
本体とメカベースには殆ど隙間が有りません。
次に、本体とメカのコネクター等を全て取り付けていきます。
こちらの中継部分は、同じGX-R99で2種類有るようです。
前回紹介した分はコネクターで繋がっておりました。
又、その前のは今回と同様に半田付けのタイプでした。
各コネクターとワイヤーを点検し、電源を投入し、
各操作を点検し、
本体を縦置きにし、

メカの下側から、ピンチローラーをペーパーで軽く削って、
シャフトと
ヘット周りをクリーニングし、
そして、フロントパネルを取り付けます。
各操作を点検し、
テストテープを使用し、
測定器を接続し、
本体の左側面の
赤印の奥に調整用のVRが有り

細長いドライバーで調整できます。
デジタルカウンターでの測定が主流ですが、私はアナログメターの針の微妙なフレ感覚が使い慣れています。
続いて、トルクメーターを使用し、
再生と
早送り、
巻き戻しのトルクを測定し、
録音等の各操作を点検し
外装を取り付けて、
音出し確認し、作業終了です!
続いて、GX-F91の作業です、
連絡先
店名:町田電化サービス
住所:901-2222 沖縄県宜野湾市喜友名1丁目30番34号
電話/FAX:098-893-3034
電話受付・問い合わせ時間:
【月、火、木~土】9:00~11:30
【 水 】9:00~11:30,15:00~18:00
業務内容:電化製品修理専門(各メーカー各種家電製品)
Technics(ターンテーブル修理)、BOSE(修理)
※サイドバーの「オーナーへメッセージ」からも問い合わせができます。
Posted by 町田電化サービス at 00:10│Comments(0)
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