2015年10月08日
AKAI GX-R99 カセットデッキ 修理 福島県より ベルト バックアップバッテリー交換、他
今回のご依頼は、福島県からです。


こちらのGX-R99は以前にも同機種の修理をお請け致しました、S様からのご依頼です。

依頼内容は、再生や巻き取り等で動作の不具合が生じテープを巻き込んでしまうとのことと、ACコードの交換等です。

先ず、電源を投入し、各操作を点検してみますとメカの動作が不安定です。

早速外装を分解し

フロントパネルを取り外します。

上面の基板のバックアップバッテリーが液漏れしております。

こちらのGX-R99は以前にも同機種の修理をお請け致しました、S様からのご依頼です。
依頼内容は、再生や巻き取り等で動作の不具合が生じテープを巻き込んでしまうとのことと、ACコードの交換等です。
先ず、電源を投入し、各操作を点検してみますとメカの動作が不安定です。
早速外装を分解し
フロントパネルを取り外します。
上面の基板のバックアップバッテリーが液漏れしております。
先メカ側の作業を進めましょう。

このGX-R99のメカベースの取り出しには、複数のワイヤーや

コネクターを取り外さなければいけません。

上面のメイン基板を起こして、

多数のコネクターを取り外し、

ようやく、メカベースを取り出せました。

先に内部のクリーニングを進めていきます。

元々ホコリ等は殆ど有りませんでした。

続いて、メカベースを分解していきます。

先ず、背面の基板を取り外します。

基板の内側には、キャプスタンコイルが組み込まれています。

次に、フライホイールとベルトを抜き取り、

ホイールと


シャフトをクリーニングし、

そして、カムギヤのプレートを取り外し、

モータープーリーとギヤプーリーをクリーニングし、

右側の交換用のベルトを組み込みます。

メカの動作の不具合の原因はこの駆動系の故障です。

レバーやプレートの可動部分へオイルを薄く塗り付けて、メカの細部を点検し、

シャフトへオイルを塗り

交換用のベルトとシャフトを組み込んでいきます。

そして、コイル基板を取り付けて、

メカの表側のリールカバーを開いて、

外部電源から直接

リールモーターへ電圧を加えて、

リールアイドラーを駆動させて、表面をペーパーで軽く削ります。

次に、走行系と

ヘット周辺をクリーニングし、

細部を点検し、リールカバーを取り付けて、

メカベースを本体へ取り付けます。

本体とメカのコネクター等を全て取り付けて、

続いて、液漏れしたバックアップバッテリーの交換を進めていきます。

バックアップバッテリーの周辺の劣化した基板のクリーニングと

破損した抵抗を抜き取り、

基板の細部を点検し、

交換用の抵抗を取り付けて、

左側が交換用のバックアップバッテリーです。

バックアップバッテリーを所定の位置へ取り付けて、

次にピンジャックの修理です。

ピンプラグを差し込むと内側へジャックがへこみます。

ホルダーの赤印の部分が破損しております。

タッピングビスを取り外し、

ボルトをナット留めし、ホルダーを挟み込みます。

これで、シッカリ固定できました。

次にメイン基板を固定します、

赤印のコネクターの取り付けが厳しいです。
表示管を破損しないよう、慎重に取り付けましょう。

ワイヤーとコネクターを点検し、

続いて、ビニールテープで補修された、ACコードの交換です。

先ず、電源トランスを取り外しておきましょう。

そして、コードを抜き取り、


交換用のコードを半田付けし、

ホルダーを固定します。
コードは中古品ですが、AKAIの純正品です!

次に、本体を再生の状態にして、

本体を縦置きにし、

メカの下側から、ピンチローラーをペーパーで軽く削って、


ローラーと

シャフト周りをクリーニングし、

各操作を点検し、

テストテープを使用し、

測定器を接続し、

本体の左側面から赤印の奥に調整用のVRが有り


細長いドライバーで調整できます。

デジタルカウンターでの測定が出来ますが、私はアナログメターの針の微妙なフレが読み取り易いです。

続いて、トルクメーターを使用し、

再生と

早送り、

巻き戻しのトルクを測定し、

基板上のワイヤー類を整えて、

外装を取り付けて、

録音等の各操作を点検し

音出し確認し、作業終了です!

今回のGX-R99は福島県からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。
このGX-R99のメカベースの取り出しには、複数のワイヤーや
コネクターを取り外さなければいけません。
上面のメイン基板を起こして、
多数のコネクターを取り外し、
ようやく、メカベースを取り出せました。
先に内部のクリーニングを進めていきます。
元々ホコリ等は殆ど有りませんでした。
続いて、メカベースを分解していきます。
先ず、背面の基板を取り外します。
基板の内側には、キャプスタンコイルが組み込まれています。
次に、フライホイールとベルトを抜き取り、
ホイールと
シャフトをクリーニングし、
そして、カムギヤのプレートを取り外し、
モータープーリーとギヤプーリーをクリーニングし、
右側の交換用のベルトを組み込みます。
メカの動作の不具合の原因はこの駆動系の故障です。
レバーやプレートの可動部分へオイルを薄く塗り付けて、メカの細部を点検し、
シャフトへオイルを塗り
交換用のベルトとシャフトを組み込んでいきます。
そして、コイル基板を取り付けて、
メカの表側のリールカバーを開いて、
外部電源から直接
リールモーターへ電圧を加えて、
リールアイドラーを駆動させて、表面をペーパーで軽く削ります。
次に、走行系と
ヘット周辺をクリーニングし、
細部を点検し、リールカバーを取り付けて、
メカベースを本体へ取り付けます。
本体とメカのコネクター等を全て取り付けて、

続いて、液漏れしたバックアップバッテリーの交換を進めていきます。
バックアップバッテリーの周辺の劣化した基板のクリーニングと
破損した抵抗を抜き取り、
基板の細部を点検し、
交換用の抵抗を取り付けて、
左側が交換用のバックアップバッテリーです。
バックアップバッテリーを所定の位置へ取り付けて、
次にピンジャックの修理です。
ピンプラグを差し込むと内側へジャックがへこみます。
ホルダーの赤印の部分が破損しております。

タッピングビスを取り外し、
ボルトをナット留めし、ホルダーを挟み込みます。
これで、シッカリ固定できました。
次にメイン基板を固定します、

赤印のコネクターの取り付けが厳しいです。
表示管を破損しないよう、慎重に取り付けましょう。
ワイヤーとコネクターを点検し、
続いて、ビニールテープで補修された、ACコードの交換です。
先ず、電源トランスを取り外しておきましょう。
そして、コードを抜き取り、
交換用のコードを半田付けし、
ホルダーを固定します。
コードは中古品ですが、AKAIの純正品です!
次に、本体を再生の状態にして、
本体を縦置きにし、
メカの下側から、ピンチローラーをペーパーで軽く削って、

ローラーと
シャフト周りをクリーニングし、
各操作を点検し、
テストテープを使用し、
測定器を接続し、
本体の左側面から赤印の奥に調整用のVRが有り

細長いドライバーで調整できます。
デジタルカウンターでの測定が出来ますが、私はアナログメターの針の微妙なフレが読み取り易いです。
続いて、トルクメーターを使用し、
再生と
早送り、
巻き戻しのトルクを測定し、
基板上のワイヤー類を整えて、
外装を取り付けて、
録音等の各操作を点検し
音出し確認し、作業終了です!
今回のGX-R99は福島県からのご依頼です。
お客様へ作業内容を確認してほしいため
返却前に仮掲載させていただきます。
発送前に疑問なことなど確認できればと思います。
連絡先
店名:町田電化サービス
住所:901-2222 沖縄県宜野湾市喜友名1丁目30番34号
電話/FAX:098-893-3034
電話受付・問い合わせ時間:
【月、火、木~土】9:00~11:30
【 水 】9:00~11:30,15:00~18:00
業務内容:電化製品修理専門(各メーカー各種家電製品)
Technics(ターンテーブル修理)、BOSE(修理)
※サイドバーの「オーナーへメッセージ」からも問い合わせができます。
Posted by 町田電化サービス at 22:32│Comments(0)
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