DIATONE DSS-S67 修理 沖縄県より トランジスター交換修理、他

町田電化サービス

2025年04月24日 08:20

今回のご依頼は、DIATONE DSS-S67 沖縄県からです。

依頼内容は、各部の点検と音声出力の復旧とのことです。

早速、各部の点検を進めてみますと、黒印の部分のトランジスターが取り外されて、同封されておりました。

又、本体の底面はベニヤ板でカバーを作られております。

カバーを取り外し、

基板の細部の点検で、8個中の出力トランジスターの内、5個がショートしております。

出力トランジスターは赤印の代用品の脚を加工し取り付けます。

放熱用のグリスを塗りつけて、

ヒートシンクへ取り付けて、

クランパーで固定します。

交換前は、下の画像です。

続いて、増幅回路等の点検で、赤印のトランジスターが抜き取られております。

左側の黄色印のトランジスターで品番を確認し、

トランジスターを準備し取り付けます。

そして、ワイヤールを点検し、

半田付けの怪しい部分を付け直し、

VR類へ接点クリーナーを吹きかけて、

内部のクリーニングを進めます。

画像では、判りにくいですがスッキリしました。

基板の細部を点検し、

ベニヤ板のカバーを取り付けます。
綺麗に作られております!

電源の投入を確認し、各操作を点検し、

流しテストで音出し確認し作業終了です。


関連記事