DIATONE DSS-S67 修理 沖縄県より トランジスター交換修理、他
今回のご依頼は、DIATONE DSS-S67 沖縄県からです。
依頼内容は、各部の点検と音声出力の復旧とのことです。
早速、各部の点検を進めてみますと、黒印の部分のトランジスターが取り外されて、同封されておりました。
又、本体の底面はベニヤ板でカバーを作られております。
カバーを取り外し、
基板の細部の点検で、8個中の出力トランジスターの内、5個がショートしております。
出力トランジスターは赤印の代用品の脚を加工し取り付けます。
放熱用のグリスを塗りつけて、
ヒートシンクへ取り付けて、
クランパーで固定します。
交換前は、下の画像です。
続いて、増幅回路等の点検で、赤印のトランジスターが抜き取られております。
左側の黄色印のトランジスターで品番を確認し、
トランジスターを準備し取り付けます。
そして、ワイヤールを点検し、
半田付けの怪しい部分を付け直し、
VR類へ接点クリーナーを吹きかけて、
内部のクリーニングを進めます。
画像では、判りにくいですがスッキリしました。
基板の細部を点検し、
ベニヤ板のカバーを取り付けます。
綺麗に作られております!
電源の投入を確認し、各操作を点検し、
流しテストで音出し確認し作業終了です。
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